「男性でも更年期があります」

こんにちは、アスカ鍼灸治療院、福辻鋭記です。

 

更年期障害は従来、女性だけのものと思われてきました。ところが最近は、中年男性にもよく

 

似た症状が起こることがわかっています。男性の場合、加齢によって男性ホルモン(テストス

 

テロン)が減少していきます。女性のエストロゲンほど急激な変化ではありませんが、それだ

 

け症状が自覚しにくいともいえます(*1)。

 

手足の冷え、イライラ、動悸、息切れ、不眠など、女性と共通の症状がみられますが、なかで

 

もとくに多いのは、疲労感や倦怠感(だるさ)です。疲れがなかなかとれず、体力が落ちたと

 

感じる人が少なくありません。

 

また、仕事や趣味に対する意欲や気力がなくなる、といった症状もよくみられます。テストス

 

テロンは活力や積極性の源泉となるホルモンだけに、その減少が影響していると考えられてい

 

ます。

 

また、性欲の低下やED(Erectile Dysfunction:勃起障害)も目立つ症状です(*2)。個人的

 

な問題だけに人知れず悩み、自信を喪失したり、疲れや年齢のせいとあきらめてしまいがちで

 

すが、実は更年期障害のひとつであることが少なくありません。

 

更年期の症状の中で、本人だけでなく周囲も気がつく変化のひとつがイライラとしたり、うつ

 

状態になったりという「心」の変化です。こういったイライラするとう症状は女性の更年期と

 

いうイメージがありますが、男性の更年期でも同じような心の変化がおきます。

 

男性の更年期によって、テストステロン(男性ホルモン)値は低くなります。テストステロン

 

には、抗うつ薬と同じように「一酸化窒素(NO)」を作り出す効果やストレス軽減効果といっ

 

た共通点があるため、この値が低くなる=イライラも多くなるということです。

 

テストステロン値が低いとうつになりやすいという研究結果も出ています。脳にはこれまで経験してきた恐怖や悲しみをストックしている扁桃体と呼ばれる部分があります。この扁桃体に

 

は、男性ホルモンとストレスホルモンである副腎皮質ホルモンのコーチゾールが作用します。

 

普段、男性ホルモンは扁桃体にしっかりと蓋をしているのですが、男性ホルモンが減ってコー

 

チゾールが増えると、この蓋が開いて不安や悲しみが忍び寄ってくるのです。また、男性ホル

 

モンは眠りを深くする作用があるため、減少するに従い、良質な睡眠が妨げられる結果となり

 

ます。

下記のような方は注意しましょう。

●理由はわからないが不安感がある

●ささいなことで周囲に当たってしまう

●パニックになりやすい

●夕方、急に眠くなることがある

●  趣味やスポーツをするのが億劫になった

 

良質な睡眠でもだいぶ改善されますのでリラックスするよう心がけるのもよいかもしれません。

 

今回も私のメルマガを読んでいただき

本当にありがとうございました。

あなたが健康で美しく過ごせることを、願っています

アスカ鍼灸治療院 福辻鋭記

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